支援内容と実習の質が変わる?退院支援の進め方について!!
こんにちは!!
たかです!!
今回は実習でも良くある
退院支援について
説明していきます!
現在の医療は
病院での療養ではなく
患者が自分の病気や障害を
理解し、退院後も継続が必要な
医療や看護を受けながら
自宅で生活できるようにと
考えられてます。
どこで療養するか、
どのような生活を送るかを
自己決定するために支援
していくのが退院支援です。
私も学生の時は毎回のように
受け持ち患者に退院支援を
させてもらっていました。
退院する患者にとって必要な事
って何だろう?と退院が
近づくと考えていました!
今から思えば
とても質が悪い退院支援
だったと反省しています。
現代の病院はほとんどが
3週間程の入院となっています。
高齢者の増加や
ベットコントロール
が理由です。
そうなれば退院が
決まってからの
取り組みでは遅いのです。
色んな意味で遅いのです。
なかなか退院が出来ない
という現状や実際決まって
からだと支援が遅くなって
退院後に生かされず、
再入院になってしまうなど
様々な理由があります。
学生のうちは関係ない、と
思ってしまうかもしれません。
しかし、受け持たせて頂いた
患者や実習という勉学の機会を
考えると早期に取り組んだ方が
間違いなく結果や
評価に繋がります!
きっと指導者さんや教師から
言われたことがあるはずです。
「もぉちょっと早くから
取り組んでおけば」と
私も良く経験しました
記録とかテストとか
すること多すぎて
それどころちゃうわー
と思っていました
実際学生の現状は
こんなもんだと思います
そんな指導をしてしまうことで
早期指導の必要性に気付く
のではないでしょうか
しかし、学生指導をして
思いました。
学生にも早期指導
を考えてほしいと
そうすることで何を得れるか
ですがワンランク上の実習
が出来ます。
普通に実習をしてしまうと
患者の理解
で終わってしまいます
入院から退院までの病状理解で
終わってしまうのと退院の事を
考えた指導を行って計画を評価
しながら実習していくのでは
レベルが違います。
看護師や医師達と同じく
医療従事者のチームの1人
として実感できるような
実習となります
看護師として働きはじめると
毎日たくさんの患者と関わります。
しかし、
学生は1人の患者に集中
して関わることができます!
きっと看護師より親密な関係
となれたり患者を理解すること
が出来るかもしれません。
ここまではあくまで
理想の話です。
実習は単位さえ取れれば良い
という考えなのであれば
必要のないことです。
出来なかったからといって
誰も困りません。
しかし、メリットは
たくさんあります。
看護師になってからでは
経験できない実習でしか
できないこともあります。
1人の患者に対して濃厚な
関わりが出来なければ看護師に
なってからも正直きついです。
今のうちに効果的な退院支援
をすることは今後の看護師人生
にもメリットがあると思います。
もし、今まで通りの退院支援を
行ってしまえばあなたが現場に
出た時に
何を学生の時に習ってきたの?
退院支援の必要性
分かっていないの?
と現場で困ります。
今から説明する事を実践
すればあなたは学生の時から
「退院の事を考えて支援
できてきたのね」と
現代の医療を分かっている
だけでなく他の同期より先の
評価を得られるのです。
そんなあなたに
今すぐ実践してもらいたい
退院支援の方法とは
入院時から退院支援を
取り組むということです。
入院時から?
入院したばかりなのに
もぉ退院の話をするの?
そう思うと思います。
そこで
ポイントを2つ説明します。
1つ目
早期に自宅へ帰りたい、
施設や病院でいい
という気持ちを聞き出して
意向や希望などを確認する。
入院時から家族や本人は
ある程度のゴールや希望は
決まっているのです。
自宅に帰りたい
自宅は無理だから
施設や病院に
色んな思いは持っています。
では自宅に帰りたいなら
どれくらいのADLだと帰れるか
ということを確認しておいて
入院時からそこをゴールに
取り組むのです。
ADLアップが望めないなら
転院や施設の検討しといて
もらうことも必要です。
それは家族さんも
通院しやすい距離の
施設や病院を早期から
考慮できるためです。
最終ゴールは自宅
でもここで3週間の入院では
とても回復が望めない
のであれば家族や本人に
ある程度転院の必要性は
理解してもらっておく。
これらをしとく事で
家族や本人もある程度
覚悟ができるのです。
2つ目
患者とその家族という対象
に対してコミュニケーションを
しっかりとって困りごとや不安
なことを把握します。
これは不安や希望を聴く
にあたり信頼関係が必要
だからです。
この人に頼ってもいいものか
なんでも話せる関係性が
できていれば
退院支援は順調に進むでしょう
そんなあなたに
今すぐ実践してもらいたい事は
退院支援は入院時から
と毎日3回唱えて下さい
そうすれば実習の時に
入院時からのADLを確認する
習慣がつきます。
これを実施すれば患者のゴール
が見え、退院支援の着目点が
分かるはずです。
もちろん難しいと思います。
しかし、これくらいの気持ち
を持って退院支援が出来れば
よりレベルの高い
実習ができます。
これらが実践できれば
きっとあなたにしか出来ない
個別性のある指導が行えます
実践されなければ
あなたは今まで通りの
意味のない退院支援に
なってしまいます
最後までお読みいただき
ありがとうございました。